ここで紹介する「森歩き」は、森林セラピー(医学的なエビデンスに裏付けられた森林浴)の考え方をベースにプランを作成しています。
具体的には、森林散策など適度な運動と、ヨガや呼吸法などリラックス効果の高いプログラムを組み合わせて、ストレス軽減を目指します。
自律神経のバランスが整い、免疫力アップ、睡眠の質の向上にもつながることもわかってきています。
森林浴と森林セラピー
森や林の中を歩いていて、木々の香りや花の香り、土の匂いを感じて、清々しい気分を味わった経験ありませんか?
森の力、自然の力は、私たちを癒し、リラックスさせてくれます。森林の持つこれらの力は、森林浴として親しまれてきました。森林浴という言葉を提唱したのは、元林野庁の長官で1982年のこと。昭和時代に誕生した言葉なのです。
その効果を科学的に解明し、心身の健康に活かそうという試み(森林セラピー)が始まったのが2004年頃、平成時代になってから。森林セラピーは、全国の森林セラピー基地として認定された森林環境で体験することで、森林浴効果が上がることが示されています。
例えば、
・ストレスホルモンの減少
・自律神経のバランスが整う
・免疫機能の向上
・抗がんタンパク質の増加
・心理的に緊張が緩和
・活気が増す
⇒森林セラピーソサエティ
森林セラピストとは、森林を訪れる利用者に対して、心と身体の健康を維持・増進させるための適切なプログラムを提供し、効果的なセラピー活動を助言する者。森林セラピー基地以外でも、森林セラピストによる体験会として、全国各地の都市部でも開催されることがあります。
三鷹の森ヨーガでも、三鷹の森を始め、首都圏の森で開催してきました。
森林セラピーとの出会い
2004年からヨガの指導に携わってまいりましたが、ストレスマネージメントのためのヨガについて関心を持って研究を進めているなかで、森林セラピーを知りました。日々の暮らしの中で、森林浴には親しんでいましたが、心や身体に対する森林浴の有効性を科学的に解明する試みが進んでいることに興味を持ち、2012年に森林セラピストの資格を取得しました。
その後、東京都奥多摩町における奥多摩森林セラピー(おくたま地域振興財団)で、奥多摩町認定森林セラピーアシスターの資格を得て、ガイドやヨガのプログラムを担当しています。
(注)このプランは体験プラットフォーム「aini」(アイニ)よりお申込みいただけます。体験者のレビューもご覧になれます。
開催例
(三鷹の森ヨーガ主催のものと森林セラピストとしてのイベント協力のものがあります)