きょう、令和元年6月6日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)。もともとは田植えを始める目安とされてきた大切な日だったようです。
二十四節気は日本で古くから用いられてきた暦。立夏(今年は5月6日)や夏至(今年は6月22日)といった一般的によく知られている節気に比べると地味な感がありますが。
私は埼玉北部の田畑が広がる田舎で育ったので、この時期、祖母をはじめ周辺の農家の方たちが田植えに勤しんでいた風景が蘇ってきます。のどかな昭和時代の思い出。
令和時代の現在、都市生活を送る日々で目を楽しませ、心を潤してくれるのがアジサイの花々です。
そこで今日は、6月最初の週末に東京・奥多摩のコアジサイの香る森で行なった三鷹の森ヨーガ主催のリトリート(森歩き&ヨガ)の様子を簡単にご紹介。
いまの時期、東京・奥多摩の森では薄紫のコアジサイがあちこちで咲き始めます。
明るい林内や林縁に自生し、ほんのり甘く香ります。
コアジサイの開花に併せて、JR奥多摩駅から歩いて行ける渓谷とその先の森でリトリート(森歩き&ヨガ)。プライベートのグループプランでした。
現地で集合してから解散まで約5時間。一緒に、森を歩いて、マインドフルネス&ヨガの実習をして、ごはんを食べて。
五感をフルに研ぎ澄ませて自然にどっぷり浸ってみると、いろいろな自分に出会い(気づき)ます。
仲間の意外な面を発見したり、理解が深まったり。
河原で手を浸して涼を感じるだけでは飽き足らず、ズボンの裾をまくりあげて浸る人もいて。
少人数で一日行動をともにしていると、飾りのない素直な言葉も聞けたりします(笑)。
ガイド(指導者)として関わらせていただいている私にとっては、ふだんのヨガ(ヨガセラピー)の少人数レッスンを、アウトドアで実践している感覚でした。室内での実習では得られない側面(魅力)をたくさん発見できることもあります。それがリトリートの醍醐味でもあるのですね。
吊り橋を渡って、森の奥へ。
5時間の濃密で有意義なリトリート内容は割愛させていただきますが、自分自身と向き合い、仲間との語らい(シェアリング)でインスパイアされた一日でした。
終了後は恒例のビアタイム&シェアリング。有意義な時間をご一緒させていただき感謝。